左の写真は,平成29713()に訪問した


石巻市立万石浦小学校での活動の様子です。


午前は,デモンストレーションの後,4年生が実験教


室,5年生がものづくり教室,6年生が実験教室を行


いました。


午後の教員対象研修会では,「みやぎの理科指導ポ


イント集2011」の紹介や模擬授業を行いました。



   児童の感想

4年生

私は科学巡回訪問でおもしろかったことは2つあります。1つ目は,最初にやった液体ちっ素を使った実験です。バラを液体ちっ素に入れるとバリバリになったり,テニスボールを入れると硬くなったりしました。あと,風船を液体ちっ素に入れると破裂すると思いました。でも,破裂しないで,液体ちっ素から出たら元に戻って,「うそでしょ!」と思いました。液体ちっ素の温度でも驚きました。だって,マイナス195度だったですから。2つ目は,理科室でやった,消える水とか,落ちない水とか,浮沈子とかの実験です。高吸水性ポリマーを入れたら水がゼリー状になりました。落ちない水では,プラスチックの板とコップを使って実験をしました。浮沈子は,ストローの曲げる部分のところを使って,そのストローにクリップを付けたら浮沈子ができました。ペットボトルに浮沈子を入れて,ペットボトルを押すと浮沈子が下に行ったり上に行ったりするのがおもしろかったです。

 

5年生

私が科学巡回訪問で楽しかったことは,紙飛行機を作ったことです。家に帰ってからゴムを使って飛ばしてみたら,飛びすぎてパパにびっくりされました。階段の下から飛ばして,2階まで普通に飛んだのでびっくりしました。実験でおどろいたことは,液体ちっ素でバナナやいろいろなものがこおってしまったことです。今までは,こんなに薬品とかを使う実験をしたことがなかったので,初めて体験できてよかったです。家族にも実験の内容を教えてあげたいです。

 

6年生

ぼくは,科学巡回訪問をして,分かったことがあります。1つ目は液体ちっ素のことです。液体ちっ素の性質は多少知っていたのですが,ほとんどの物を数十秒でこおらせてしまう液体ちっ素はすごいと思いました。バナナをこおらせてくぎを打ったりして楽しかったです。もう1つはペットボトルロケットです。ペットボトルロケットは,ペットボトルに水を少量入れて,その中に空気入れで空気を入れていきます。そして,せん外すと,水が圧縮された空気に押し出されて,空気と水が外に噴射して,その勢いで高く,遠くに飛んでいきます。逆に,空気だけで飛ばすと,勢いが足りず,あまり飛びません。空気で押し出された水の勢いが強いほど,飛距離が伸びるはずです。このペットボトルロケットを,夏休み中にやってみたいです。科学巡回訪問,楽しかったです。

 

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